分子夾雑の生命化学

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新学術「分子夾雑化学」レクチャーツアー(A03計画班:馬場先生)

レクチャーツアー報告書

名古屋大学大学院工学研究科 馬場嘉信

総括班・計画研究 A03 班の馬場嘉信は、2017 11 2 日に、韓国 Yonsei Univeristy において開催された The Yonsei Chemistry Centennial & IBS International Symposium において、分子夾雑の生命化学の概念の紹介と最先端研究成果の紹介および若手研究者や学生の派遣・交換のための今後の国際交流を進めるために、招待講演を行った。

本シンポジウムは、Yonsei University の化学科の 100 周年および同学科に新たに設置された韓国大型国家プロジェクトである IBS Center for NanoMedicine の設 置を記念して開催された。

本シンポジウムでの講演を通して、分子夾雑の生命化学という新たな研究分野が開拓されていること、ならびに、分子夾雑の生命化学における最先端の研究 成果を紹介することができるとともに、今後の国際共同研究および若手研究者 の派遣・受け入れについての意見交換を行うことができた。

本シンポジウムの組織委員長である Injae Shin 教授は、2017 12 12 日 ~ 13 日に神戸で開催した本領域の第 1 回国際会議である First International Symposium on Chemistry for Multimolecular Crowding Biosystems (CMCB 2017)に来日され、招待講演を行っていただいた。

11 月の韓国でのシンポジウムと 12 月の神戸での CMCB2017 での講演および意見交換を通して、今後の国際共同研究の推進と若手研究者の派遣・受け入れの具体化を行うことができた。