分子夾雑の生命化学

分子夾雑の生命化学

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ISNM2019 13th International Symposium on Nanomedicineが開催されました。

文科省科研費新学術領域研究「分子夾雑の生命化学」共催事業

ISNM2019 13th International Symposium on Nanomedicine報告書

甲南大学 三好大輔

 2019124日~6日に甲南大ポートアイランドキャンパス(兵庫県)にてISNM2019 13th International Symposium on Nanomedicineを領域の共催事業として開催しました。本事業は、今回で13回目を迎える国際会議で、ナノメディシンに関連するケミカルバイオロジー、細胞の物理化学、分子イメージング等の研究者が参加しました。約100名の参加者の中で、約20名が海外からの参加者でした。

 Web site : http://www.pi.konan-u.ac.jp/isnm2019/index.html

 3日間にわたり、国内外の第一線の研究者が一堂に会し、分子夾雑を含めた細胞・生命体の理解と、その医療応用に関する発表が行われました。領域内からも、名古屋工業大学築地真也教授などが分子夾雑に関する研究成果に関して招待講演を行いました。国内のナノメディシンに関する研究者や、アジア諸国を中心とする海外の招待講演者に対して、「分子夾雑の生命化学」の重要性を周知することができました。

また、海外からの参加者との議論も進み、領域の国際化にも良い機会になりました。同時に、大学院生や博士研究員の参加も多くあり、当該分野の分けて研究者の育成にも貢献できたものと考えられます。